お知らせ

パナソニック インダストリー株式会社様にインタビューしました

テスト利用でも満足度90%以上!「当たり前」のPC作業の見直しが、大きな変化につながる

パナソニックグループの事業会社として、多様な電子デバイス・マテリアルを扱うパナソニック インダストリー株式会社。

同社が扱う製品は、生活者が直接目にしたり、手に触れたりする機会の少ない、情報通信インフラや産業機器、自動車などを支える部品や材料です。中でも近年技術の進化が著しいAI領域では、需要は年々拡大しています。そんな同社の人財戦略コンセプトは「想いを、動かせ。」。

「個人の想い」と「会社の目指す姿」をつなげていくことで、双方がWin-Winの関係で成長し、ビジョンステートメントの「見えないところから、見違える世界に変えていく」ことを目指しています。

デジタルトランスフォーメーション(DX)にも積極的に取り組み、日々情報収集を行うなかで、Litera App(リテラアップ)との出会いがありました。

テスト利用を始めてから正式導入を決めるまでにどのような気づきや変化があったのか、また現在はどのような活用をしているのか、リテラアップの導入を主導した人事戦略統括部の村上 元太 様に伺いました。

 人事業務の高度化や業務プロセス改革に向けた土台作り

-村上様は人事戦略統括部のなかでどういった業務を担当されていますか?

村上:私自身は人事戦略統括部のシステム屋のような立ち位置で、人事戦略統括部で使うためのシステムやツールの導入、開発を担当しています。社内に情報システム部門はあるのですが、人事社員の業務改善や効率化をスピード感をもって進めるために、こういった形をとっています。

人事戦略統括部以外でも、部内にシステム担当がいるのでしょうか?

村上:人事戦略統括部以外でも、各部署が自分たちでDX化を進めていく取り組みはあります。その代表的なものが、「DXアンバサダー」という制度です。

DXアンバサダーに就任すると、情報システムに関する基本的な知識やスキルを習得する研修を受けることができます。そこで身に着けたものを各部門に持ち帰ってもらい、DX化を進めていこうというのが、この制度の目的です。

実際に、あらゆる人事業務を見直し、AIテクノロジーを駆使した人事業務の高度化や業務プロセス改革を進めています。その中で、人事社員の基礎的なITスキルのレベルアップも常に意識していました。

テスト利用で90%以上が満足、1人月約30分の業務効率化

-村上さまがリテラアップを知ったきっかけは何でしたか?

村上:きっかけは展示会です。すごく人が集まって盛り上がっているブースがあり、気になって立ち寄ってみたところ、リテラアップのブースだったのです。

「AIがショートカットキーなどのPC操作をアドバイスしてくる」というのはそれまでに聞いたことがなくて、印象的でした。テスト利用もできるとのことだったので、まずは試してみようという話になりました。

-実際にご利用いただいて、リテラアップの印象はどうでしたか?

村上:実際に使ってみると、「こういうショートカットもできるのか」と、勉強になることが多かったです。たとえば、Outlookで予定表とメールを切り替えるショートカットキーなどは、リテラアップをきっかけに知り、よく使うようになりました。

私はずっとIT業界で仕事をしていたので、「今さらPC操作で教えてもらうことはないのでは……」という気持ちもあったのですが、新しい気づきが結構ありました。これはテスト利用した他の社員も同じだったようです。

-テスト利用を経て、正式に導入を判断した決め手は何でしたか?

村上:一部の人事社員に約1カ月、先行してリテラアップを利用してもらいました。

その際に、正式な導入を判断するKPIとして、「利用後のアンケートで90%以上の利用者が満足していること」と「1人あたり月30分程度の業務効率化が見込めること」という2つの基準を定めました。その2つのKPIをどちらも達成できたので、導入する流れになりました。

AIなどのテクノロジーが次々に進化を続けていく中で、私たちもその変化に追随しているところですが、根底には、このようなPCの基礎知識・スキル基盤があってこそである、と実感しています。

効果が見えるからモチベーションアップ、口コミで他部署にも伝わる

-正式な導入にあたって、懸念点はありませんでしたか?

村上:厳しいガバナンスを敷いている当社のセキュリティ審査をクリアできるかが、一番の懸念点でした。当社の情報システム部門との連携はもちろん、御社の担当者の方とも綿密に打ち合わせを行い、リテラアップの仕組みを丁寧に説明することができ、無事に審査をクリアすることができました。

-正式導入後、リテラアップをどのような体制でご利用いただいていますか?

村上:現時点では人事戦略統括部のみの利用ですが、テスト期間よりも利用者を大きく広げ、数十名が導入しています。正式導入にあたって、テスト期間の利用者がそのまま継続するのではなく、希望者に手を挙げてもらう形で利用者を募集し直しました。その結果、テスト利用していた社員の20~30%が、「まだ覚えていない操作があるので引き続き利用したい」と手を挙げてくれました。

リテラアップでは、アドバイスされた操作の習熟度や利用率を自分で確認できます。これは、利用者をやる気にさせる点だと感じています。

-リテラアップの利用を促進するために、社内で何か働きかけをされていますか?

村上:テスト期間中は、Teamsでチャンネルを作り、2週間に1回程度のペースで、機能の紹介などの発信を行っていました。利用者の口コミで良い評価が広まっているように思います。

実は先日、総務部門から、「ライセンスがあるなら使わせてもらえないか」と相談がありました。部門の垣根を超えて、必要な人にリテラアップの情報が伝わっていっているのを感じましたね。

-テスト利用時点ですでに定量的な効果があったとのことですが、その他に、利用者の方からの反応など、定性的なところで効果を感じることはありましたか?

村上:私と同じく、「PC作業には慣れていると思っていたけど、いろいろ知らないことがあった」という声はよく聞きます。リテラアップで知ったショートカットキーを他の人に共有するという社員同士の動きも見られますね。

また、システム側で習熟したと判断されるまで同じアドバイスが表示され続けるので、表示されなくなると「クリアできた」というゲーム感覚があって面白いという声もありました。なかには、「マウスを使わずにPC操作ができるところまで行きたい」というモチベーションの人もいます。

技術が進歩するからこそ、PC操作を「当たり前にできる」価値が上がる

-村上様自身は、リテラアップの導入効果をどのように感じておられますか?

村上:個人的な信念として、大きなことをなすには、まずは身近なこと、当たり前のことからしっかり着実にやっていこうという考えがあります。リテラアップによるPC操作の効率化は、まさにそういった身近なことだと思います。

今後、どれだけ技術が進歩したとしても、PCを使った業務がすぐになくなる可能性は低いでしょう。そのなかで、PC操作を「当たり前にできる」ことは、すごく重要だと思います。

-今後、リテラアップをどのように活用していきたいと考えておられますか?

村上:今、検討しているのが、新入社員にもリテラアップを取り入れることです。

近年、日常生活でPCを使わない世代が、ビジネスの世界に入ってきています。そうすると、たとえば「右クリックで」とか「フォルダに保存して」とか、PCを使う世代には当たり前の指示が伝わらないということが起きます。

それを考えると、リテラアップを活用し、手間と時間をかけずにPC操作を習熟していくことに意味があると思っています。

-リテラアップ活用を含めたDXについては今後どのような取り組みを考えておられますか?

村上:最近は、DX=AIという流れもありますよね。もともとDXというのは、単なるデジタル化ではなくて、業務のあり方そのものを変えていくという話だと、私は考えています。

そう考えると、DX化にしろAI活用にしろ、まずは「暗黙知を形式化していく」こと、属人化した業務を他の人にもわかるように形式化することが、非常に重要だと思います。そうして初めて、DXもAIも手段として活用していけるのではないでしょうか。

【取材後記】

一人ひとりの身近な改善が、組織全体の大きな成長につながっていく

今回の事例では、身近な業務をよりよくする小さな工夫を積み重ねることが、組織全体の変化につながっていくことを感じました。リテラアップがそういった変化のきっかけとなっていることを、嬉しく思います。

リテラアップをさまざまな企業様に導入いただくなかで、DXの担当者様はもちろん、「人事の方にも知ってほしい」という気持ちが以前からありました。

リテラアップは、現場で働く従業員の方々のためのツールです。そして、人事の方というのは、人を見て、採用して、従業員一人ひとりのキャリアを考えていく。だから、リテラアップの価値に共感していただけるのではないかと考えていました。

AIに代表されるような技術の進化が加速する昨今、従業員一人ひとりが日々の業務のなかで学びを重ねることは、非常に重要なことです。個人が日々成長するからこそ、会社も大きく成長できる。そういった日々の学びを助けるツールとして、これからもリテラアップがお役に立てればと感じました。

RECRUIT 採用情報 CONTACT お問い合わせ